Writers

  • Name morip
    映画鑑賞頻度 だいたい月5本
    読書頻度 最低月10冊
    好きなジャンル なんでも見たいです
    お気に入り作品 脚本がよく練られている作品
    旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行
    思い出の旅先 町の市場や食堂
    コメント 世界をこの目で見てみたいという欲求のままに、国内は都道府県を全て行き、それから世界を3周、128か国を旅しました。
    過酷なものから豪華なものまで、なんでも幅広く体験する旅が好み。基本的に地元の人たちがいるところで過ごします。映画や本は、旅立つ前は情報収集のために。帰国後は、旅先が舞台の作品などを見ると疑問に思っていたことが腑に落ちたり、現地の空気感を思い出して共感度が上がったりと、旅の楽しみの一部となっています。

    mojii

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    ニースといえば、ヨーロッパでも有数のバカンスの名所です。 テラスでビールを飲みながら美味しい魚介類を食べるのも最高だし、ただ青々とした海や夕陽を見ながら浜辺をブラブラするだけでも気分が上がります。 この映画を観て、ニースに行こうと思った方も多いはず。 冒頭の印象的なシーンが撮影されたプロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais)は本当に綺麗です。目の前に広がる地中海と舗装された海岸線はまさにリゾート。これが19世紀に作られたというから、当時からこの地の気候や風景が人を惹きつけてやまなかったんでしょうね。 この映画の主要な舞台ともいうべきカジノも現在は建て替えられましたが、ファサードの一部は壊されずに残されています。 近代的なリゾート地のイメージが強いニースですが、少し街中を散策すると主人公が定宿にしていた安宿がありそうな旧市街もあり、ビーチとは違った趣があります。 カラフルな黄色の外壁や凸凹の歩道、そしてマルシェ。魚介類や日本ではあまり見かけることのない野菜やハーブが所狭しに陳列されています。もし、キッチンのある部屋を借りたのなら、マルシェで買った食材で何か作るのもきっと楽しいと思います。 そんな楽しいバカンスとは真逆な過ごし方をするのが、この映画の主人公たちです。ルーレットの出目に一喜一憂する彼らのニースでの過ごし方は本当に天国と地獄のようなものです。 この天国と地獄の行ったり来たりが小気味良いテンポで描かれるのがこの映画の醍醐味です。ルーレットに勝ったら高級ホテルで過ごし、すっからかんになったらバーでヤケ酒をあおって次の勝負へ。ギャンブラーの性なのか、テンポが速い編集のせいなのかどうなのかわかりませんが、主人公たちの、特にジャンヌ・モロー演じるジャッキーの気持ちの切り替えの速さには思わず脱帽します。相手を翻弄しながら、自分の欲望だけで動くその存在感は圧巻です。

    あらゆる人種を超えバカンスを満喫する場所、ニース。

    こういう人が実際にいるのかはわかりませんが、バカンスの季節が始まるとヨーロッパの人は、休暇期間を全力で楽しもうとしています。 実際にニースの浜辺を歩いていると、本当にみんなバカンスを楽しんでいるなという印象を抱きます。そこには人種や職業といったことは全く問題にならず、みんなでこの瞬間を楽しもうという空気感がそこかしこに漂っています。 それは街中のカフェやバーでも同じで、店員の人やお客も皆気さくで開放的です。初対面であっても、ブイヤベース食べたいならあそこのビストロが良いとか、ニースに来たならあそこに行かなきゃなどなど、こっちが聞こうが聞かなかろうが幕立てるような喋りで場を持っていく人たちが沢山いたし、実際に行って来たというと次はあそこが良いよと、こちらの意図とは関係なくどんどん次の話の渦に巻き込まれていく感じは面白いです。 これがバカンスの良さなのかと実感したし、旅の醍醐味の一つだなあと思いました。オススメは夕方の散歩からのテラス席での一杯。最高に気持ち良いですよ!

    Runtime80分 
    Genreラブストーリー

    Directed byジャック・ドゥミ

    Castジャンヌ・モロー 、 クロード・マン 、 ポール・ゲール 、 アンナ・ナシエ

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    Writers

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    morip

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    作者である米原万里さんロシア語の通訳者である。 国際会議で同時通訳もする一流の通訳者であり、ロシアや通訳の仕事に関するエッセイをたくさん書いている。

    そして今回のテーマは食べものだ。

    ロシアや日本の暮らしの中での食の体験をつづっている。そしてその知識と話題の豊富さには、まったく脱帽なのである。

    彼女がどうしてこれだけの話術を身に着けたのか、それは同時通訳者という職業が大きく関係しているようだ。同時通訳というものは、通訳をする会話の主旨が通じるのは最低限の仕事で、話者が意図したニュアンスをも、伝えなければならない。

    たとえば会議の冒頭でアイスブレイクを狙った一言などは、ユーモアを感じさせる表現が必要になってくる。これをこなすためには、話者がもっている知識の素養を把握しておく必要がある。これが非常に難題なのである。

    国際会議などに出席するロシア人はだいたい知識階級である。つまりヨーロッパの知識階級であり、そういった人物が常識としてもっている知識の素養を理解していなければいけない。発言者の気の利いた一言を、ニュアンスも含めて瞬時に翻訳するためには、平時からどれだけ知識を蓄えているかがカギになるのだ。

    その知識の内容は、たとえばギリシャ時代の古典や逸話やアフォリズム、ローマ時代のそれ、そして同じように当然、ロシアの歴史や文化やエンタメや流行りもののあれこれも含まれる。

    なんとも膨大な情報量である。

    米原万里さんは、その知識を自在に引っ張り出して、話を膨らませる名人なのである。著者のすごさと、通訳者という人種の屋台骨の太さを実感できる。

    作者・ロシア・食の魅力あふれるグルメエッセイ。

    どのエピソードを読んでも、必ず興味を惹かれる知識やトリビアが織り込まれていて、読み進めるが楽しくて仕方がない。そしてロシア人の正体も、よく見えてくる。

    旅をしていると、道行くロシア人に英語で話しかけると、冷ややかな態度をとられることが多い。しかしロシア語で挨拶をすると、とても人懐っこく返事をしてくれる。そしてロシアで暮らす作者は、彼らの生活に触れることで、ロシア人は実は非常にとっつきやすい人間であることを、私たちに示してくれる。

    そのことも興味深いが、この本でもっとも面白いのは、好奇心と食い気の塊のような米原万里さんの、そのキャラクターだったりする。

    気軽に読めて、学べて、知識欲が満たされ、しかしお腹は空いてくる。 そんな見事な食のエッセイです。

    Author米原万里

    Publisher文藝春秋

    ISBN-104167671026

    ISBN-139784167671020

    この情報は[旅行者の朝食]をもとに掲載しています。掲載情報は商品によって異なる場合があります。

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    " ["post_title"]=> string(36) "旅行者の朝食(米原万里)" ["post_excerpt"]=> string(63) "同時通訳者という職種の、基礎知識の広大さ。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(9) "book-0005" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-10-07 18:08:53" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-10-07 09:08:53" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(55) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=1315" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [1]=> object(WP_Post)#6128 (24) { ["ID"]=> int(1307) ["post_author"]=> string(1) "8" ["post_date"]=> string(19) "2020-10-05 23:40:52" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-10-05 14:40:52" ["post_content"]=> string(5584) "

    ハワイを訪れた人たちはみんな、まるで恋をしてきたかのように旅の話をする。 それだけハワイは特別な力のある場所なのだ。

    私もハワイを旅して、そこで流れる穏やかな時間に身を任せていると、日本での忙しい暮らしで固くなった心が、ほどかれていくのを感じた。 そして帰国時には、大きなエネルギーをもらっていた。

    この本の著者、よしもとばななさんもハワイに魅了された一人で、ハワイを題材にした小説やエッセイをいくつも書いている。 本書は、ハワイを舞台にした小説のひとつだ。

    登場人物たちはみな心に傷を負っている。 彼らは個性が強すぎるのだった。そういった個性はアメリカなどでは“才能”として育てられるが、日本では“エキセントリック”として捉えられてしまう。そして矯正を期待されたり、異物として扱われがちだ。

    登場人物たちはそんな日本の社会の中で生きづらさを感じながらも、最低限の折り合いをつけて暮らしていっている。その中で、傷つくことも多い。

    そして物語は進むにつれ、彼らは人生の変遷とともに、ハワイへと導かれていく。そしてハワイは、優しく大きな自然で、彼らを包みこむ。

    旅をしていると時々、いつまでもいたくなるような場所に出会う。その場所にある時間の流れやリズムに、いつまでも浸っていたいような場所。 心が安らいで、自分がそこの一部になっているような安堵感がある場所だ。

    ハワイに行った人たちは、もしかしたらそういった「安心できる場所」を見つけるから、ハワイを想うようになるのかもしれない。

    主人公のテトラは、ハワイにきてから縮まっていた心の手足を大きく広げる。そしてハワイの自然と人々は、彼女のそのままを受け入れていく。 それが彼女にとっては、何かの魔法や、奇跡のように感じられるのだ。

    そして彼女の人生は、新しく生まれ変わっていく。

    心の手足を伸ばして、感じるハワイ。

    よしもとばななさんの詩的な文体と登場人物への細やかな愛情、そしてハワイへの大きな信頼は、この物語をおとぎ話では終わらせていない。

    彼女に起こるような物語は、ハワイを訪れる私たちにも平等に訪れるのだ。 この本に向き合うときは私たちも心の手足を伸ばして、身をゆだねてみほしい。

    きっとハワイの大きなエネルギーを、私たちも感じることができるはずだ。

    Authorよしもとばなな

    Publisher中央公論新社

    ISBN-104122054621

    ISBN-139784122054622

    この情報は[サウスポイント]をもとに掲載しています。掲載情報は商品によって異なる場合があります。

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    スペインの巡礼の道「カミーノ・デ・サンティアゴ」。 この巡礼道を歩くために、世界中からスペインを訪れる。 仕事のリタイアの記念旅行だったり、バカンスだったり、失業したり、大切な人を失ったり。世界中から、それぞれの理由とともに、この巡礼の道を歩いていく。 ゴールは聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ、巡礼のゴールにふさわしい壮麗な教会が旅人たちを迎えてくれる。 作者のもりともこ氏はかつてこの巡礼の道を歩いたが、そのときはイギリス人の夫と離婚の傷心を癒すためだった(その様子は前著「カミーノ!女ひとりスペイン巡礼 900キロ徒歩の旅」幻冬舎で)。 そして今回は、母を失った心の傷とともに、スペインへと戻ってくる。そして前回は巡礼者として歩いた道を、今回は巡礼者を迎える側として、巡礼宿でのボランティアアルバイトの生活を描いたのが本書だ。 スペイン巡礼宿での仕事の様子や、世界中から集まる個性豊かなスタッフたちの話ももちろん面白いのだが、この本のいちばんの特徴は、なんといっても作者のキャラクターだ。 作者のもりともこ氏が、とにかく明るいのだ。「もう住む家なんてもたない」といって身一つで世界を移り住むもり氏は、とにかく前向きでポジティブだ。いやなことがあっても、つらいことがあってもエネルギーを燃やして前へ進んでいく。 周囲からは、「周りをハッピーにする天才」「いやな場所を居心地よくする才能がある」と、その前向きさは世界基準で折り紙つきだ。もちろん、もり氏にも心が弱るときがある、そんなときにもふだん自分を応援してくれる人を思い出して「みんな、うしろ向きな考えばかりの自分を応援したいわけじゃない」と、心を奮い立たせる。 こういうことが自然にできるのが、"もりともこ"という人なのだ。 私も世界を放浪していたとき、もり氏とは何度か出会ったのだが、やはりその前向きなキャラクターは、接していて気持ちの良いものだった。

    Authorもりともこ

    Publication date2019年08月

    Publisher幻冬舎

    ISBN-104344428900

    ISBN-139784344428904

    ※この情報は[マンマ・ミーア! スペイン・イタリア・モロッコ安宿巡礼記]をもとに掲載しています。掲載情報は商品によって異なる場合があります。

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    " ["post_title"]=> string(101) "マンマ・ミーア! スペイン・イタリア・モロッコ安宿巡礼記(もりともこ)" ["post_excerpt"]=> string(84) "こんな生き方もある。前向きになりたいときにお勧めの一冊。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(9) "book-0002" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-30 12:22:25" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-30 03:22:25" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(55) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=1194" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [3]=> object(WP_Post)#6063 (24) { ["ID"]=> int(1187) ["post_author"]=> string(1) "8" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-30 11:17:16" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-30 02:17:16" ["post_content"]=> string(4393) "

    イタリア史を描き続ける塩野七生が、綿密なリサーチと豊かな想像力により、ルネサンス期を鮮やかに蘇らせます。 ルネサンスはひとつの芸術運動と捉えてしまいがちだが、実際は政治、経済、宗教と、あらゆる分野が連動した、歴史の一大転換点だった。 ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアの三都市を軸に、ルネサンス期の時代背景と、そこで活躍した人物と彼らが残した有形無形の偉業を語っていく。 複雑で巨大なルネサンスという運動も、塩野七生が解きほぐすとすんなり私たちの頭に入ってくる。それはきっと、彼女が小説家であることが大きいだろう。 専門分野を持つ学者とは違った自由な視点から、当時のイタリアのおかれた状況を総合的に、多様な分野の視点を横断してとらえている。 まるで塩野七生は当時のイタリアに暮らしていたかのように、ルネサンス期を生き生きと語り、だから私たちはページをめくるごとにタイムスリップをして、中世イタリアの空気を呼吸できるのです。 そんな著者の力量にはただただ感嘆させられます。 イタリアに行ったことのある人も、いつか行きたいと思っている人も、旅先への理解を一歩先へ深めるのに最適な一冊です。

    Author塩野 七生

    Publication date2008年04月

    Publisher新潮社

    ISBN-104101181314

    ISBN-139784101181318

    ※この情報は[ルネサンスとは何であったのか]をもとに掲載しています。掲載情報は商品によって異なる場合があります。

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    " ["post_title"]=> string(60) "ルネサンスとは何であったのか(塩野七生)" ["post_excerpt"]=> string(120) "ページをめくると中世イタリアにタイムスリップできる。生き生きとしたルネサンス論。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(9) "book-0001" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-30 12:22:03" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-30 03:22:03" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(55) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=1187" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [4]=> object(WP_Post)#6250 (24) { ["ID"]=> int(1149) ["post_author"]=> string(1) "8" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-18 00:59:50" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-17 15:59:50" ["post_content"]=> string(9291) "

    イタリア南部ナポリに行くことがあれば、ぜひポンペイにも足を伸ばしてみてほしい。 ポンペイでは約2000年前の古代ローマ遺跡が、時を越えて私たちの前に姿を見せる。 ポンペイ遺跡の奇跡的な保存状態は、その町を襲った悲劇によるものだ。 紀元79年、ヴェスヴィオス火山の噴火により、町は一夜で火砕流の下に埋もれた。それから約1700年ものあいだ、町は灰土の下で眠っていた。 ポンペイには当時の町の施設が、家のつくりが、美しいモザイク画がそのまま残されている。 それは氷河や琥珀に閉じ込められた生物が、当時の姿を残しているのとよく似ている。映画のなかでは、その噴火に向かって話が進んでゆく。 必ず訪れる噴火の悲劇を知っている我々は、登場人物たちのドラマを、あるはかなさを伴った視点から見ざるを得ない。だからこそ、登場人物への感情移入の度合いも大きくなる。 さて、ポンペイの遺跡にはナポリから日帰りで簡単にいける。 電車の車体はヤンチャなナポリっ子たちによる落書きだらけだ。噂に聞いていた通り、ポンペイの遺跡はすばらしい。 タイルの色も残り、当時の人たちがいかに鮮やかな色彩に囲まれて生きていたかがわかる。 そしてポンペイの人々も忠実に再現されている。 というのも、火山灰に埋もれた人々は、自然の作用で石膏のように型がとられているからだ。かつて彼らの身体があった火山灰の空洞を型として使い、ポンペイの人々が死の瞬間どのような姿でいたかが、遺跡のなかで再現されている。こういった遺跡は世界でもとても稀なので、ナポリ方面へ行く機会があればぜひポンペイに訪れてほしい。 映画の舞台であるポンペイからの帰りに、途中下車をして現代のイタリアの町を散歩してみた。イタリアは気まぐれな旅が楽しい国だし、死んだ町のそばにある生きた町を感じたかったのだ。 適当に電車を降りると、そこは高台にあり斜面に沿って町が続いていた。 夕暮れ時で、すれ違う子供たちがとても元気なのが印象的だ。 羽根が生えたように路地を走り、まだまだ遊び足りないといった感じだが、それを母親たちがしかりつけるように呼び戻している。 仕事帰りの父親に手を引かれている子供たちは、対照的に大人しくしている。対照的におとなしくしている。 こういった喧騒は、きっと古代のポンペイでも見られたのだと思う。 小さな商店などが並ぶ石造りの路地を抜けると、広場があった。 イタリアやヨーロッパの街は、中心に広場と協会があることが多い。 そこは人々の憩いの場や情報交換の場所ともなっている。 協会の鐘楼の下で男たちがたむろしていた。 気の合う仲間達と何をするでもなく話しに興じている。 広場にある小さなピッツェリアに入ってみる。椅子が5つくらいの小さな店だ。 アジア人はあまり来ないようで、物珍しそうに見てきた。片言のイタリア語で注文をする。 1枚3.5ユーロ(約500円)の地元価格だ。生地もトマトもフレッシュで、ビールで流し込んだ。 そしてまた電車に乗って、ナポリの宿に戻る。 ポンペイはナポリから、日帰りで簡単に行けるので、 ぜひ訪れてほしい。 そしてできれば、気の向くままにどこかの町を歩いてみてほしい。 旅先の自由時間に出会ったものが、いつまでも印象深く残ったりするものだ。 さあ、あなただけの思い出を作りに、旅へ出かけよう。

    Runtime88分 
    Genreパニック

    Directed by ポール・W・S・アンダーソン

    Castキット・ハリントン 、 キャリー=アン・モス 、 エミリー・ブラウニング 、 アドウェール・アキノエ=アグバエ 、 ジェシカ・ルーカス 、 ジャレッド・ハリス 、 キーファー・サザーランド

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    Writers

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    mulubanul

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    オレゴン州ポートランドで刑事をしているニック。彼は実は、人間界に紛れて暮らすヴェッセン(魔物)を狩るグリム一族の末裔だった。

    その事実をニック本人も知らなかったがある日を境に、ニックは人間とヴェッセンの区別がつくようになる。そして人間界で起こる殺人事件にヴェッセンが深く関わっていることも判明し…。

    刑事ドラマで事件を捜査する過程でヴェッセン退治もしていく、一風変わったダークファンタジーサスペンスドラマは、ヴェッセンながらニックの良き友となるモンローやロザリー、ニックの相棒ハンク、そして謎多きニックの上司、レナード警部など個性豊かな登場人物も魅力的。

    回を追うごとに、ヴェッセン退治だけでなく、人間とヴヴェッセン王族との確執なども明らかになってきて、ひきこまれること間違いなし。

    グリム童話といえばドイツですが、ポートランドのコンパクトで美しい街並み、そして荘厳な森は、物語の舞台にぴったりです。 なにより、忘れちゃいけないのが、ニックが持っている「グランドセントラルベーカリー」のコーヒー。

    ポートランド市内に5店舗あるグランドセントラルベーカリーのコーヒー片手に、ロザリーが経営する薬局(実際は自転車屋さん)などロケ地巡りをしながら、ぜひGRIMMの世界観に浸ってほしいです。

    Genre海外TVドラマ、アクション

    Directed byマーク・バックランド、ノルベルト・バーバ、ダーネル・マーティン、マイケル・ワックスマン、デヴィッド・ソロモン、クラーク・マシス、ホリー・デイル、テレンス・オーハラ、オマール・マダ、ピーター・ワーナー、マイケル・ワトキンス、スティーヴン・デポール、ロブ・ベイリー、フェリックス・アルカラ

    Castデヴィッド・ジュントーリ、ラッセル・ホーンズビー、サイラス・ウェイア・ミッチェル、ビッツィー・トゥロック、サッシャ・ロイズ、レジー・リー

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    " ["post_title"]=> string(38) "GRIMM/グリム(シーズン1~6)" ["post_excerpt"]=> string(99) "グランドセントラルベーカリーのコーヒー片手に、ポートランド散策を!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(20) "overseas-drama-grimm" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-08 17:31:08" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 08:31:08" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=998" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [1]=> object(WP_Post)#6257 (24) { ["ID"]=> int(976) ["post_author"]=> string(1) "6" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-08 15:55:26" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 06:55:26" ["post_content"]=> string(4791) "

    SNSって使い方次第では大きな失敗をやらかすこと、ありますよね?

    この映画の主人公:キャスパーがまさにそう。腕のいい料理人なのに、人気ブロガーとSNS上で舌戦を繰り広げたうえ、店内での喧嘩をYou tubeで中継され、店をクビで人生どん底。

    でも、ここで彼の転機が訪れます。別れた元妻の里帰りについていき、妻の故郷マイアミで、衝撃的な美味しさのキューバサンドウィッチに出会ったキャスパーは、この最高に美味しいキューバサンドを、フードトラックで移動販売することを思いつくのです。

    フードトラックでの長距離の旅で、ギクシャクしていた息子との距離も縮まり、自分にとっての料理とは?という原点にも戻るキャスパー。

    この映画を見ると、家族って素敵だなと思えます。そして何よりもキューバサンドの美味しそうなこと!!本場のキューバでのサンドもきっと美味しいと思いますが、私はやっぱりキャスパーと息子のパーシーが食べたキューバサンドをマイアミで食べたい!

    Runtime115分 
    Genreコメディ

    Directed byジョン・ファブロー

    Castジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、オリヴァー・プラット、ボビー・カナヴェイル、エムジェイ・アンソニー、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.

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    " ["post_title"]=> string(65) "シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014)" ["post_excerpt"]=> string(60) "美味しい食べ物は、家族の絆も深めるもの。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(10) "movie-chef" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-08 15:57:53" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 06:57:53" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=976" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [2]=> object(WP_Post)#6258 (24) { ["ID"]=> int(971) ["post_author"]=> string(1) "6" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-08 15:35:56" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 06:35:56" ["post_content"]=> string(4648) "

    本当はなかなかな内容のグリム童話が元の「ラプンツェル」ですが、さすがはディズニー!

    素晴らしい手腕で、素敵な一人の女の子の成長物語に昇華させてました。高い高い塔の上に暮らすラプンツェルは、長くて美しい金髪を持つ女の子。

    この髪には不思議な力が宿っていて、彼女を閉じ込めている魔女にとっても大切な力であり、道具。柱も階段もない高い塔の上から降りるとき、戻るとき、ラプンツェルの髪を利用するのですが、その塔と塔から垂れるラプンツェルの髪を実際に見ることができる場所があるのです!

    それはドイツのメルヘン街道の途中にある、トレンデルブルク城。しかもいまはホテルとして宿泊もできる「ホテル ブルク トレンデルブルク」となっています。約40メートルの高さから垂れる金髪は、ラプンツェル好きなら一度は見ておくべき!

    しかもラプンツェルの舞台に、宿泊までできちゃうので、ほんと世界観にバッチリ浸れますよ。

    Runtime101分 
    Genreディズニー

    Directed byネイサン・グレノ、バイロン・ハワード

    Cast(声の出演)マンディ ムーア、ザカリー・リーヴァイ、ドナ・マーフィ、ブラッド・ギャレット、ジェフリー・タンバー、M・C・ゲイニー、ポール・F・トンプキンス、ロン・パールマン、リチャード・キール

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(40) "塔の上のラプンツェル(2010)" ["post_excerpt"]=> string(66) "ラプンンツェルの塔を見にトレンデルブルクへ!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(13) "movie-tangled" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-11 16:44:15" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-11 07:44:15" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=971" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [3]=> object(WP_Post)#6259 (24) { ["ID"]=> int(541) ["post_author"]=> string(1) "6" ["post_date"]=> string(19) "2020-04-01 15:11:35" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-04-01 06:11:35" ["post_content"]=> string(4202) "

    私の生涯BEST3に堂々ランクインする『MONSTER』。

    日本人でありながら東ドイツで大活躍の天才外科医が瀕死の少年の命を救ったばっかりにはじまる惨劇。そして自身も逃亡者となりながらも自分の救った怪物ヨハンをその手で抹殺するために彼を追うー。

    もはやもう世界的に読まれてほしい(というか読まれてるけど)超名作漫画。

    この怪物ヨハンと彼の双子の妹アンナが生まれた場所がチェコプラハなんですね。

    チェコは荘厳で美しい教会や建物、有名なカレル橋、そこでのストリートパフォーミングや教会でのコンサート、そして人形劇、そしてそして、ビールにおいしいごはんと観光するにはもってこいの場所なのですが、MONSTER愛読者もそうでない方にも是非見てほしいのは“三匹のカエル”の看板。といっても実際はカエルではないんですけどね。

    それが何なのかは、ご自分の目でお確かめあれ。私はこの看板を見るためだけにプラハまで行きました。

    あぁ大満足の旅だった。

    Author浦沢 直樹 
    Publisher小学館

    Labelビッグコミックオリジナル

    Genreミステリー・サスペンス

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(26) "MONSTER(浦沢 直樹)" ["post_excerpt"]=> string(84) "チェコで想いを馳せるものは、決してビールではありません。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(7) "monster" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-14 13:22:51" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-14 04:22:51" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=541" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [4]=> object(WP_Post)#6292 (24) { ["ID"]=> int(506) ["post_author"]=> string(1) "6" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-30 15:27:00" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-30 06:27:00" ["post_content"]=> string(4554) "

    思えばこの映画を観たのが始まりだったかもしれません。アジア映画にのめりこんだのは。

    そういう意味でも私にとってとっても特別な映画のロケ地は大学生の時に一度、そして2018年にもう一度行ってきました。

    警官223号(金城武)は、金髪の謎多きドラッグ・ディーラーの女と出会い、恋人とすれ違いが続く警官663号(トニー・レオン)は、カフェの店員フェイ(フェイ・ウォン)と出会う。

    4人の男女の出会いと、恋、すれ違いをスタイリッシュ、かつPOPに描きだしたこの映画、1995年と25年前に公開されましたが、いま見てもほんと、古臭さゼロ! 映画を一度みれば、「重慶マンション」「ミッドレベル・エスカレーター」そして、フェイの働いていた「ミッドナイト・エクスプレス」に行ってみたくなるはず。

    重慶マンション 恋する惑星 ミッドレベル・エスカレーター

    ミッドレベル・エスカレーターを通るときはフェイ・ウォンの『夢中人』を聴きながらをオススメいたします。映画の世界感に浸れること間違いなし!残念なことに、ミッドナイト・エクスプレスと警官663号の住んでいた、ミッドレベル・エスカレーターから見えるアパートは取り壊されてしまっており、25年の月日の流れも感じますが、香港でおいしいものをたくさん食べ、素敵な夜景をみる旅を満喫してはいかがでしょうか。

    Runtime101分 
    Genreドラマ

    Directed byウォン・カーウァイ

    Castトニー・レオン、フェイ・ウォン(王菲)、ブリジット・リン、金城武、バレリー・チョウ

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(25) "恋する惑星(1994)" ["post_excerpt"]=> string(87) "ミッドレベル・エスカレーターを通らずして、香港に何しに?!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(15) "koisuru-wakusei" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 22:44:09" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 13:44:09" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=506" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } }

    Writers

    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

    Writers

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    Writers

    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

    kenichiro-sato

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    エンド・オブ・ホワイトハウス

    ワシントンDCにあるホワイトハウスが戦場になります。

    ホワイトハウスが輸送機?のマシンガンでボッコボコに撃たれます。

    米軍の戦闘機に撃墜された輸送機がワシントンモニュメントに突っ込み、観光客が犠牲に。ホワイトハウスには敵が押し寄せ、正面から迎撃を試みるシークレットサービスが次から次に倒れて行きます。

    そう、奇想天外かつ突っ込みどころ満載。

    でもちょっとしたワシントン旅行気分を味わえますよ!

    Runtime120分 
    Genreアクション

    Directed byアントワン・フークワ

    Castジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン、アンジェラ・バセット 、ロバート・フォスター、コール・ハウザー、フィンリー・ジェイコブセン、アシュレイ・ジャッド、メリッサ・レオ、ディラン・マクダーモット

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    " ["post_title"]=> string(52) "エンド・オブ・ホワイトハウス(2013)" ["post_excerpt"]=> string(15) "首都破壊!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(17) "end-of-whitehouse" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 22:28:18" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 13:28:18" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=532" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [1]=> object(WP_Post)#6299 (24) { ["ID"]=> int(474) ["post_author"]=> string(1) "5" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-26 13:48:31" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-26 04:48:31" ["post_content"]=> string(4479) "

    ちょっと暗い映画なのかなと思いつつも、観てみることに。 結論として、観ているあいだに心が洗われて4回くらい涙が自然と流れてきました。

    チャンス一等兵が家族の待つワイオミングに還るまで、ストロボル中佐(ケビン・ベーコン)が遺体に付き添う話。ドンパチは一切ありません。ラストの方で家族に会い、チャンス一等兵の私物を渡すシーンでの会話にこの映画が集約されています。

    「まず最初に知って頂きたいのは、道中、彼は常に威厳と敬意を持って運ばれてきたことです。大勢の人が彼の死を悼んでいます。ヴァージニアに始まり、デラウェア、ペンシルベニア、ミネソタ、モンタナ、ワイオミング。皆があなた方を思い、祈りを捧げています。チャンスは多くの人々の心を打ちました」

    "First I want you all that all the long way,Chance was treated with dignity ,respect and honor. All cross America, from Virginia, Delaware, Minnesota, Montana, Wyoming,people are thinking of you and praying for you.You should know that Chance has touched many people."

    劇中では、ストロボル中佐の役割に対して「護衛(escort)」という言葉が使われます。 決して「輸送の付き添い」ではなく。家に還るまでの「護衛(escort)」。

    この映画の中に登場するアメリカ国民はチャンス一等兵の死を様々な方法で悼みます。

    実話だからこそ、胸に刻み込まれるワイオミングの景色。

    この映画、最後のエンドロールで実話だと知らされたのですが、チャンス一等兵の幼少の写真が出て来て、ここでも涙腺崩壊です。すべての役者さんの演技がごく自然で、自分がまるでそこにいるかのように、感じられます。 最後に出てくるワイオミングの雄大な自然を見ながら、生きていることに感謝を。と思わずにはいられなくなりました。

    Runtime77分 
    Genre---

    Directed byロス・カッツ

    Castケヴィン・ベーコン、トム・アルドリッジ、ニコラス・リース・アート、ブランチ・ベイカー、トーマス・リチャード・ブルーム、ガイ・ボイド、ゴードン・クラップ、マイク・コルター

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(50) "TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009)" ["post_excerpt"]=> string(14) "Taking Chance." ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(13) "taking-chance" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 22:53:39" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 13:53:39" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=474" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [2]=> object(WP_Post)#6300 (24) { ["ID"]=> int(463) ["post_author"]=> string(1) "5" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-26 11:29:19" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-26 02:29:19" ["post_content"]=> string(3749) "

    部下の死を隠蔽され義憤に駆られた米軍のハメル准将(エド・ハリス)が、米軍基地からVXガスを盗み出し、アメリカ政府に補償を迫るという作品。 アクション全開の作品ですが、観光名所が結構出てきます。 ・プレシディオ墓地(冒頭のシーン) ・パレス・オブ・ファインアーツ(メイソンと娘との再会シーン) ・アルカトラズ刑務所(主戦場) といった具合です。 なおメイソンが断髪をしたホテルはフェアモントホテルで、宿泊も可能です。

    Runtime135分 
    Genreアクション

    Directed byマイケル・ベイ

    Castショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリス、マイケル・ビーン、ウィリアム・フォーサイス、デヴィッド・モース、ジョン・スペンサー、ジョン・C・マッギンリー、ヴァネッサ・マーシル、クレア・フォーラニ

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(25) "ザ・ロック(1996)" ["post_excerpt"]=> string(45) "アルカトラズ島に行きましょう。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(8) "the-rock" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 22:57:34" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 13:57:34" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=463" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [3]=> object(WP_Post)#6301 (24) { ["ID"]=> int(460) ["post_author"]=> string(1) "5" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-24 17:16:52" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-24 08:16:52" ["post_content"]=> string(5233) "
    ボダーライン 劇中シーン

    メキシコとアメリカの国境沿いで繰り広げられる麻薬戦争。

    本作はストーリーもさることながら、そのカメラワークと音楽でずっと緊張感を保ち続ける。家でDVDで観ているのに、映画館並みに身体に力が入る映画ってのはなかなかない。そんな名作です。

    冒頭はアリゾナ州のある街での凄惨な事件から始まります。

    全体を通してサスペンス要素の強いグロありアクション映画といったところでしょうか。観ている側は日常的に殺人が行われている空間に放り込まれます。うまい具合に何が起きているのかわからない。けれど目の前で確実に人が死んで、物事が進んで行く。そう言ったもどかしさとハラハラを感じます。

    特にフアレスからアメリカに戻る高速道路上でのワンシーンは圧倒的な緊張感。

    ボーダーライン 劇中シーン

    そしてメキシコ側での最後のシーンは何とも言えない気持ちになります。日本てほんとうにほんとうに平和だとつくづく思いました。

    こういう映画を見るとメキシコはマジでやばいと思うのですが、メキシコ人の友人曰く国境の町は危険だけど、それ以外は普通とのこと。 いつか勇気を振り絞って行ってみます。

    Runtime121分 
    Genreサスペンス

    Directed byドゥニ・ヴィルヌーヴ

    Castエミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ヴィクター・ガーバー、ジョン・バーンサル 、ダニエル・カルーヤ、ジェフリー・ドノヴァン、ラオール・トゥルヒロ、フリオ・セサール・セディージョ、マキシミリアーノ・ヘルナンデス

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(31) "ボーダーライン(2015)" ["post_excerpt"]=> string(36) "メキシコ麻薬戦争@国境。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(10) "borderline" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 23:03:14" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 14:03:14" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=460" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [4]=> object(WP_Post)#6374 (24) { ["ID"]=> int(423) ["post_author"]=> string(1) "5" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-22 19:55:38" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-22 10:55:38" ["post_content"]=> string(10536) "

    この映画を一言で言うと、「そんなことあるわけない」の連続なんです。

    映画としてみたら興ざめシーンで成り立たない。でも実話なんです。 事実は小説より奇なりと言った人をあらためて尊敬する、そんな映画です。

    実話の映画化なのですが、リアルタイムでニュースを読んでおり、"パリ行き列車に米兵が居合わせて未然に防ぐ"という、まさに映画のような話で、当時は「そんなことあるのか」と驚いた記憶があります。日本で海外の兵隊さんが偶然電車に乗り合わせて、テロを未然に防いだと考えると奇跡のように思えます。それから少し経ったころに「クリント・イーストウッドが映画化」という記事を見かけました。そのまた後に"知るべきではなかった本作に関する情報"を知ってしまうのです。

    1行目に書いた理由以外でなぜ観に行ったのかというと、「実話ベースの話をどうやって引き伸ばすのか」というのを観てみたかったからです。尺自体は94分と長くはありませんが、実際の出来事はそんなに長くはなかったと記憶していました。

    ヨーロッパを巡る、ロードムービー

    15時17分、パリ行き 劇中シーン 15時17分、パリ行き 劇中シーン

    映画自体はテロを防いだ3人の主人公たちの幼少期から始まり、成人してからはローマ、ヴェネチア、ベルリン、アムステルダムをめぐるロード・ムービーになります。幼少時はなぜか「バタフライ・エフェクト」を思い出しながら観ており、ロード・ムービーは「ビフォア・サンライズ」のようで楽しめました。途中途中に列車のテロシーンを挿入してきます。

    「これ、ロード・ムービーじゃないよ」というクリント・イーストウッドからのメッセージだと思って観てました。

    幼少期の主人公たちは優秀というより問題児扱いをされていました。3人のうちの1人、スペンサーは進行があるようで「私を平和の道具として使って下さい」と祈っているシーンがあります。スペンサーとスカラトスの2人は軍隊に入隊しますが、事件で活躍したスペンサーは本来なりたかった「パラレスキュー」という仕事には就けません。軍隊でも落第した人が集まる部署に入隊させられます。そこでもいまいち評価を受けません。にも関わらず、事件を防ぐわけです。

    15時17分、パリ行き

    旅の最後に訪れる列車シーンは圧巻でした。なぜかっていつの間にか彼らと旅をするその列車の乗客気分になっているからです。その前に流されているロード・ムービーが効いているんだと思います。「ビフォア・サンライズ」のようなカップルのストーカー的視点ではなく、4人目の友達的な視点なのでなおさらです。

    まず最初にAK47持ったテロリストに立ち向かった最初の人に拍手を贈ります。咄嗟のこと、ではありますが、逃げるって言う選択肢もあったと思うんです。でも立ち向かう。これは少なくとも私にはできることではないです。で、背後から拳銃で銃撃を受けます。慌てて逃げ惑う人たち。そして3人、というか実施的にはスペンサーの出番です。

    奇跡その1

    突進したスペンサーに銃を向けますが、AKがジャムって弾がでなくなります。これはもはや奇跡です。でもね、AKに突撃できます?しかも列車の中ですよ。通路1本しかないよ。外しようがないやん。座席なんて余裕で弾貫通するし、とかって考えて絶対動けないと思うんですよ。でもね、スカトラスの「いけスペンサー!」的な掛け声で突進するんです。これほんとすごい。心臓が少し止まった。映画なら「そんなことあるわけない」なシーンですが、事実なんですよね。

    奇跡その2

    で、もみ合ったタイミングで重なるように座席の上に倒れ込みます。下になったスペンサーの頭に向けて、テロリストが拳銃を突きつけて引き金を引くのですが、直前に何か外れたのか、はたまたジャムったかでまた弾が出ない。こんなことありますか。「あー、スペンサー死んだなー」となるところで死なない。これも映画なら「そんなことあるわけない」なシーンですが、事実なんですよね。

    奇跡その3

    犯人はナイフでスペンサーのクビを切りつけ始めます。何度も何度も執拗に切りつけてきますが、頸動脈は無事でした。

    スペンサーにとっては3つの奇跡が重なったというわけです。乗客にとってはスペンサーがいたという奇跡。「奇跡4つ入りましたー!!」的にここまで奇跡が重なると奇跡の暴落が起きそうです。

    そしてオランド大統領に表彰されるんですけど、ここで冒頭で話しをした、私が"知るべきではなかった情報"を知らない人は1,800円の鑑賞券のうち、800円分くらいの驚きを味わいます。

    なんと映画に出ていたのは本人たちなのです。私はニュースで知っていました。だから1,100円で観れる映画の日に観に来たんです。

    みんなフランスで表彰され、アメリカでもパレードを受けます。こういうみんなで褒め称える感じいいなーと、サドラーはラッキーだな!という感想を持ちつつ映画が終わります。

    タリスという高速列車の中での出来事。列車の旅は要注意ですね。防ぎようがないですが。

    15時17分、パリ行き

    Runtime94分 
    Genreシリアス

    Directed byクリント・イーストウッド

    Castアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、ジェナ・フィッシャー、ジュディ・グリア、レイ・コラサーニ、P・J・バーン、トニー・ヘイル、トーマス・レノン、ポール=ミケル・ウィリアムズト

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    " ["post_title"]=> string(35) "15時17分、パリ行き(2018)" ["post_excerpt"]=> string(35) "君はAK-47に突撃できるか?" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(13) "1517-to-paris" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 23:19:13" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 14:19:13" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=423" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } }

    Writers

    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

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    ararky

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    アウシュビッツ収容所に行く前にいくつか観た作品の中の一つ。

    とあるユダヤ人収容所の所長を命じられ、引っ越した家族の息子とユダヤ人の男の子との金網越しの素敵な友情物語。なーんてな話ではありません。 ある日、周りに友達のいない息子くんは禁止されている裏庭を抜けて収容所(彼は農場と教えられている)までたどり着きます。そこで縞模様のパジャマを着た少年と出会い、金網越しに毎日遊ぶ様になるのですが、父ちゃん以外はあの金網の向こうで行われていることは知りません。噛み合わない会話や毎日モクモクと上がる異臭を放つ煙にも「???」。それが悲劇を呼ぶのです。

    実際に使われたガス缶、収容された人々の私物が物語る歴史。

    アウシュビッツ収容所

    アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所はポーランドのクラクフからバスで1時間半ほどの場所にあります。私が行った時はいろんな国の学生達が団体で訪れていました。多分修学旅行みたいな感じ。

    アウシュビッツ収容所

    記録写真だけでなく実際に収容された人たちの私物、実際に使われたガス缶等、量の多さが事の惨酷さを物語ります。

    ガス缶 靴

    正直この文章を打ちながらも鳥肌が立ってきます。

    この感情は言葉では言い表せません。ガス室にも入りました。収容室にも入りました。地獄でした。でもこの事実を知らないことは罪だと思いました。

    アウシュビッツの少年

    全て無料解放されているので、自由に観て回ることも可能ですが、唯一の日本人ガイドである中谷さんのツアーに参加されることを強くお勧めします。

    ここで起きたことが現在にもつながっていること、日本は第二次世界対戦の被害国でもあるが加害国でもあること、それを心に刻み、目に焼き付けてください。

    Runtime95分 
    Genreヒューマン

    Directed byマーク・ハーマン

    Castエイサ・バターフィールド、ジャック・スキャンロン、アンバー・ビーティー、デヴィッド・シューリス 、ベラ・ファーミガ、リチャード・ジョンソン、シーラ・ハンコック、ルパート・フレンド、デヴィッド・ヘイマン、ジム・ノートン

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    " ["post_title"]=> string(43) "縞模様のパジャマの少年(2008)" ["post_excerpt"]=> string(60) "この歴史に日本が加担していたことを胸に。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(28) "shimamoyouno-pajamano-shonen" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-06 22:15:06" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-06 13:15:06" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=921" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [1]=> object(WP_Post)#6381 (24) { ["ID"]=> int(514) ["post_author"]=> string(1) "4" ["post_date"]=> string(19) "2020-04-01 13:37:41" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-04-01 04:37:41" ["post_content"]=> string(4952) "

    この作品、もう何回見ただろう、、数えきれない。

    沖縄本島からフェリーで2時間の粟国(あぐに)島が舞台のこの作品。今は亡き、沖縄演劇界の「おばあ」平良とみさんと、琉球三味線第一人者の登川誠仁さんという沖縄エンタメ界の宝が共演してる貴重な作品でもあります。全編を彩る音楽も素晴らしく、踊りだしたくなるくらいなのですが、おじいの三味線には泣かされました。

    おばあと昔の恋人、帰ってきた孫娘とバックパッカー。世代の違う二つのラブストーリーが湿り気なく進んでいくところが、やっぱり南国だなあ。寒い地方が舞台だったらすごく悲劇的なラストになってたかも!?と思うくらいの、よくよく考えると実は結構残酷なラスト。

    なのになぜだかハッピーな涙で見終わることができるのは、沖縄の人たちの気質と南国気候の力なのかもしれません。あとはおじいのでかすぎる愛のおかげだな。

    蘇る別れのシーン、「西の浜」

    粟国島にはナビイの家や、黄色の大浜商店がそのまま残っていて、ナビイが旅立つ海辺は「西の浜」という所。とみさんの看板があります。

    レンタカーか自転車で島内一周できますが、坂道が多いので電動必須です。(私は普通の自転車で回って太もも死亡。。。)

    人が少なく、信号もひとつしかない本当に素朴な島なので、絶景を独り占めできることも少なくありませんよ。しかもその信号、小学校の前にあるのですが、子供達の教育の為に作られたらしいです。

    少ないながら出会う人達は皆暖かく明るい、まさに作品の登場人物達のようでした。

    Runtime92分 
    Genre恋愛

    Directed by中江裕司

    Cast西田尚美、村上淳、平良とみ、登川誠仁、平良進、兼島麗子、アシュレイ マックアイザック、嘉手苅林昌、大城美佐子、山里勇吉

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    " ["post_title"]=> string(25) "ナビィの恋(1999)" ["post_excerpt"]=> string(48) "粟国島のおばあの恋とおじいの愛。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(12) "nabbies-love" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 22:39:27" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 13:39:27" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=514" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [2]=> object(WP_Post)#6382 (24) { ["ID"]=> int(453) ["post_author"]=> string(1) "4" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-24 17:00:40" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-24 08:00:40" ["post_content"]=> string(5627) "

    "飛べねえ豚はただの豚だ"をはじめとする名台詞満載の、言わずと知れたジブリ作品のひとつ。

    アドリア海を舞台に空賊マンマユート団と、豚になった元軍人操縦士のポルコ・ロッソが飛行艇を乗り回します。 豚なのに超絶かっこいいポルコと新旧美女とのやりとり、悪役も脇役も個性的で大好きな作品。作中、数回ポルコの人間時代の顔が映るのですが、かなりの男前です。だからこそ当時は「ポルコはなぜ豚になったのか」という考察がかなり流行りましたよね。宮崎駿監督の自画像が豚という事もあってか、ポルコは監督自身であるとも。飛行機好きですし。

    クロアチアの世界遺産・ドゥブロヴニク

    ドゥブロヴニク ドゥブロヴニク

    クロアチア・ドゥブロヴニクはこの『紅の豚』と『魔女の宅急便』のモデルとも言われている場所。「アドリア海の真珠」とも呼ばれており、オレンジ色の屋根と青い海&空はまさにアニメの中に居るみたいです。ロープウェーでスルジ山を登り、街を見下ろすと、もう気分はポルコ・ロッソ。

    ドゥブロヴニク

    何処かでジーナのような女性が空を見上げて居るような気がするんです。 必ずここで加藤登紀子『時には昔の話を』を聴きましょう。もうたまりません!ちなみにこの街すっごい猫だらけ。

    ドゥブロヴニク

    ジジにも会えるかも!?

    Runtime91分 
    Genreキッズ、スタジオジブリ

    Directed by宮崎駿

    Cast(声の出演)森山周一郎、加藤登紀子、六代目 桂文枝、上條恒彦、岡村明美、大塚明夫、関弘子、阪修、田中信夫、野本礼三

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(19) "紅の豚(1992)" ["post_excerpt"]=> string(33) "宮崎駿の夢と男の美学。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(14) "kurenaino-buta" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 23:06:38" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 14:06:38" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=453" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [3]=> object(WP_Post)#6383 (24) { ["ID"]=> int(414) ["post_author"]=> string(1) "4" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-22 19:12:20" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-22 10:12:20" ["post_content"]=> string(4788) "
    すれ違いのダイアリーズ

    舞台はタイの水上学校。

    赴任した新米教師と、一年前に教壇に立っていた女性教師のストーリーが同時平行で進んでいくのですが、2人の奮闘っぷりがまず楽しい。

    子供達との触れ合い方も全然違いながら、互いに教師として成長していきます。その2人を繋ぐ重要な役割となるのが、女性教師が忘れていったダイアリー。読むにつれて彼女に恋をしていく新米教師なのですが、果たして2人が出会うことはできるのでしょうか?

    すれ違いのダイアリーズ 劇中シーン

    これでもかとすれ違う2人にむずむずさせられるのですが、だからこそラストがたまらない。主人公の新米教師演じる俳優さんは、タイでは超有名なポップスターなんだとか。

    そしてこの作品、なんせタイの自然とタイ語の響きが美しい。

    実際の学校はチェンマイから片道4時間かかる僻地らしいのですが、撮影場所はケーンクラチャン国立公園というタイ最大の国立公園。 バンコクから2〜3時間で壮大な自然美を拝むことができます。

    Runtime110分 
    Genreヒューマン

    Directed byニティワット・タラートーン

    Castスクリット・ウィセートケーオ 、 チャーマーン・ブンヤサック

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(43) "すれ違いのダイアリーズ(2014)" ["post_excerpt"]=> string(57) "すれ違いすぎ!もどかしすぎる恋愛映画。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(20) "surechigaino-diaries" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-21 23:32:48" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 14:32:48" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=414" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [4]=> object(WP_Post)#6459 (24) { ["ID"]=> int(372) ["post_author"]=> string(1) "4" ["post_date"]=> string(19) "2020-03-22 08:43:46" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-03-21 23:43:46" ["post_content"]=> string(4534) "

    80年代のダブリン。不況だろうと何だろうとこの頃からここは音楽に溢れていた。

    ロンドンに憧れる彼らの友情や恋、兄弟愛をブリティッシュロックが彩る、こそばいくらいのアオハル作品。

    都会に憧れていた自分の中高生時代と重なり、懐かしさを感じる人もいるのではないでしょうか。(私)

    ロックな兄貴もきっとそう。たびたび主人公を鼓舞しては力を貸してくれるのです。島から出ずに歳を重ねた自分の夢を託すかのような、その姿が何とも哀愁漂ってて味わい深い。ベストキャラ確定。

    80年代ファッションを引き立たせる、ちょっと田舎なダブリンの風景がこれまたいい。

    監督のジョン・カーニーがアイルランド出身ということもあってか、中心地の街並みだけでなく、住宅街や学校、海岸などダブリンの日常を感じられます。毎日のようにPubでは生演奏があり、Grafton Streetでは路上ミュージシャンが行き交う人達を楽しませる。

    ミュージックビデオの撮影シーンに使われた場所は、Dun LaoghaireというHowthと並ぶ人気のスポット。自然豊かな島国アイルランドを体感できます。

    サントラもオススメです!

    シング・ストリートサウンドトラック

    Runtime106分 
    Genre音楽、青春

    Directed byジョン・カーニー

    Castフェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、マリア・ドイル・ケネディ、アイダン・ギレン、ジャック・レイナー、ケリー・ソーントン、ベン・キャロラン、マーク・マッケンナ、ドン・ウィチャリー

    + 続きを読む
    " ["post_title"]=> string(56) "シング・ストリート 未来へのうた(2016)" ["post_excerpt"]=> string(54) "アオいダサいカッコ悪い。それが青春。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(11) "sing-street" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-06-22 00:05:06" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-06-21 15:05:06" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(57) "https://test.triptwice.com/wp/?post_type=works&p=372" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } }

    Writers

    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

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    Writers

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    kanegae

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    「女子高生、南極へ行く」この作品を一言で表すならばこんな感じでしょうか。 ひょんな事から出会った4人の女の子が、ある理由から南極を目指すお話です。 しかも、ただの旅行ではなく南極観測隊としての同行。 正直、現実的にはあり得ない奇跡の連続でストーリーは進んでいくのですが、このアニメの凄いところは所謂「萌え」要素をできるだけ排除し、爽やかな青春グラフィティとして楽しめるところです。 主人公は退屈な高校生活を変えたいと思いながらも行動できない日々を送っていました。 南極に行くまでの動機は主要人物の中で一番薄く、言ってしまえば「何か凄い事したいからついて行く。」 それでも仲間と同じ目標に向かい、旅をする事で確かな成長とかけがえのない友情を手に入れていきます。 「何かをしたい」と「目指すもの」は常にセットだと思っていましたが、理由や得るものが後から付いてくる場合もあるのだな、と目から小さな鱗が落ちました。 行ってみたいから行く、やった事がないからやってみる。たまにはそれでもいいじゃないか。

    宇宙よりも遠いけれども、ツアーで行ける場所、南極。

    南極観測隊への入隊は流石に無理ですが、南極へのツアーは結構あるようで、近年旅行客が急増しているとか。 たくさんのペンギンや見たこともないくらい大きな氷山。 そこはまさに別世界で、映像を見ているだけでも胸が躍ります。 ちなみに日本から南極までの距離は約1,400km。 これは国際宇宙ステーションのある上空400kmよりも遙かに遠いので、『宇宙よりも遠い場所』というわけです。 ん?400kmならば南極どころかちょうど東京-大阪くらいの距離じゃないか!と思ったそこのあなた。 移動の際は空に向かっていればこのあたりがISSなんだなーと想像すると、ちょっと楽しくなるかもしれません。

    Genre学園/青春

    Directed byいしづかあつこ

    Script花田十輝

    Original writerよりもい

    Cast(声の出演)水瀬いのり 、 花澤香菜 、 井口裕香 、 早見沙織 、 能登麻美子 、 日笠陽子 、 Lynn 、 金元寿子 、 大原さやか 、 本渡楓

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    海に囲まれた離小島の街、シーヘブン。そこで産まれたトゥルーマンは親友や妻に恵まれ、平凡で幸せな日常を過ごしていた。

    しかしその生活は全て虚構で、全世界に生中継配信される番組「トゥルーマン・ショー」の主人公として仕立て上げられていたのだ。 世界でただひとり真実を知らないトゥルーマンは、ある日感じた些細な違和感をきっかけに、この街がニセモノであることに気づき、唯一仕組まれていなかった初恋の人の記憶を辿る。

    言わずと知れた名作ですが、心がじんわりあたたかくなる、ずっと大好きな映画です。

    小さな街を脱出するために試行錯誤するトゥルーマンの姿は、コメディタッチで、クスリと笑えながらも勇気を与えてくれます。

    この映画の場合は極端な状況であっても、普段の生活から一歩踏み出すことは、私たちにとってもなかなか容易な事ではありません。

    一度は見てみたい絶景や、また会いたい人、やりたい事。

    人生のタスクは溜まるばかりでつい毎日の生活に追われてしまう…。私も誰かに禁止されているわけでもないのに、「どうせ自分にはできない」と思ってしまう日もあります。

    ラストシーン、ついに街の外に繋がるドアを開けようとするトゥルーマンに、“君はどこにも行けない。産まれた時から君をみている”と説得する番組のプロデューサー。それに対する彼の返答と行動は、個人的に映画屈指の名シーンだと思います。ぜひ観ていただきたいです。演じるジムキャリーの表情が最高です。

    シーヘブンの街のドアが閉まった後は、エンドロール。「トゥルーマン・ショー」を、私たちはもう観る事ができません。

    SNSの普及でなんでもシェアしがちな世の中ですが、自分のためだけに、自分が行きたいところに行こう、そんな事も考えてしまいました。

    ちなみにこの映画のロケ地はアメリカフロリダ州にあるシーサイドという街。

    劇中のエキストラはなんとほとんどが実際の住民だったそうです。フロリダに訪れる機会があれば、美しい街並みを眺めながら思い切り映画の世界に浸りましょう!

    Runtime103分 
    Genreヒューマン

    Directed byピーター・ウィアー

    Castジム・キャリー、エド・ハリス、ローラ・リニー、ノア・エメリッヒ、ナターシャ・マケルホーン、ホランド・テイラー、ブライアン・ディレイト、ブレア・スレイター、ピーター・クラウス、ハイジ・シャンツ

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    " ["post_title"]=> string(40) "トゥルーマン・ショー(1998)" ["post_excerpt"]=> string(66) "行きたいところに行こう、会いたい人に会おう。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(21) "movie-the-truman-show" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-08 16:46:40" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 07:46:40" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=990" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [2]=> object(WP_Post)#6467 (24) { ["ID"]=> int(984) ["post_author"]=> string(1) "3" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-08 16:21:22" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 07:21:22" ["post_content"]=> string(4028) "

    1950年代のフランスのファッションや、カルチャーをとことん満喫できる映画!

    フランスといえばロマンティックで甘いラブストーリーかと思いきや、この映画は超スポ根!男性優位社会が色濃く残る田舎町出身のローズは、鬼コーチ・ルイの指導のもと、タイプライター早打ち大会優勝を目指して猛特訓を開始します。ひたむきに頑張るローズの姿に、がんばれ!と応援せずにはいられません。

    この映画は、アートワークや衣装がとにかく可愛い!

    タイピングの指のポジションを覚えるために施したカラフルなネイルや、小物の隅々に至るまで、女子ゴゴロを刺激します。衣装にも相当のこだわりを持って製作されたらしく、パリ映画に多く出演したオードリー・ヘプバーンを意識した、リボンのポニーテールやワンピースが最高に可愛いです。

    苦難を乗り越えながら大会を勝ち上がる、ローズとルイの絆も必見。強くて最高にキュートなローズの姿は、フランスの可憐な世界への憧れとも重なります。

    私もいつか思い切りおめかしして、パリの街を歩いてみたいなあ。

    Runtime111分 
    Genreコメディ

    Directed byレジス・ロワンサル

    Castロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ショーン・ベンソン、ミュウ・ミュウ、メラニー・ベルニエ、ニコラ・ブドス、エディ・ミッチェル、フレデリック・ピエロ、フェオドール・アトキン

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    " ["post_title"]=> string(26) "タイピスト!(2012)" ["post_excerpt"]=> string(51) "最高にキュートで楽しくなれる映画!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(15) "movie-populaire" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-08 16:25:04" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 07:25:04" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=984" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [3]=> object(WP_Post)#6468 (24) { ["ID"]=> int(962) ["post_author"]=> string(1) "3" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-08 13:47:53" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 04:47:53" ["post_content"]=> string(4413) "

    毎年恒例の劇場版名探偵コナン。

    今回の『紺青の拳』はなんと日本を飛び出して、シンガポールが舞台! 何年も欠かさず劇場に観に行っている友達に連れられて、初めて鑑賞することに。最近のコナンは、子供だけじゃなくて女性ファンも多いんですね。

    さすが劇場版というだけあって徹底したロケが行われているのか、有名な観光地がこれでもか!というほど美麗なグラフィックで表現されています。 内容はというとミステリーというよりもアクション映画さながらの超展開で、楽しく観ることができました。特に今回は蘭と新一のラブストーリーもドキドキです!

    一番の見せ場はシンガポールの街にタンカーが突っ込むというクライマックスで、「そんなことある!?」と思いましたが、この破壊シーンがすごい。

    マリーナベイ・サンズが、スーパーツリーが、誰もが知る観光地が軒並みボッコボコにされていきます。かなり忠実に再現した街並みを容赦無く破壊するタンカー。宙を舞うコナン君。

    あまりの暴れっぷりに、これは現地の人に怒れられるんじゃない!?と少し心配になりましたが、映画を観たシンガポールの方は爆笑してくれたそうです。ああよかった。実は私も笑った。

    シンガポール旅行のお供に鑑賞すれば、盛り上がる事間違いなしの映画でした!

    Runtime110分 
    Genreアニメ

    Directed by永岡智佳

    Cast高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、山崎育三郎、河北麻友子、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江

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    " ["post_title"]=> string(55) "名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)(2019)" ["post_excerpt"]=> string(45) "コナン君、シンガポールに行く。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(11) "movie-fmt-3" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-11 16:44:59" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-11 07:44:59" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=962" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [4]=> object(WP_Post)#6520 (24) { ["ID"]=> int(942) ["post_author"]=> string(1) "3" ["post_date"]=> string(19) "2020-08-08 13:28:52" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 04:28:52" ["post_content"]=> string(5939) "

    「聖地巡礼」という言葉を聞いた事があるでしょうか? アニメやドラマの舞台になった土地を実際に巡り、作品に想いを馳せる…というもので、近年それを目的に旅行を行う人も少なくありません。

    この映画に出てくる主人公の親友2人は、筋金入りのSFオタク。アメリカのオタクの祭典コミコンに初めて参加するため、はるばるイギリスからやってきました。 コミコンへの道中、「聖地巡礼」をしながら旅をしよう!とキャンピングカーまでチャーターし、目指すはSFファンにはたまらない夢のエリア51。

    意気揚々と車を走らせますが、目の前でクラッシュしたトラックに乗っていたのは本物の宇宙人だった・・というストーリー。

    この宇宙人こそが「ポール」なのですが、そのキャラクターは言うなれば全く見た目が愛らしくない某テディベアのテッド。 怪しい葉っぱを嗜み、下品なジョークを飛ばし、おおらかで気さくないい奴。長年軍の施設に居たためすっかりアメリカナイズされてしまったようです。

    2人は戸惑いつつもポールを助けるためにドライブを続けますが、途中から「銃を持ち、ポールを悪魔と呼ぶ、キリスト原理主義者の男性」という、ポールとは対照的かつ極端なアメリカ的キャラに命を狙われる事になります。

    憧れの地アメリカの「現実」に追いかけられながらも、ポールとの友情を育み成長する2人。夢を見て、現実を知って、自分だけの経験を持ち帰るその体験は、まさに本当の旅と言えるのではないでしょうか。

    そしてこの映画はなんと言っても主人公を演じるサイモン・ペッグとニック・フロストの鉄板コンビの掛け合いが面白い。 名作SF映画へのオマージュも満載、かつストーリーも非常にしっかりとしており、ただのおバカコメディではないところも見どころ。 私は序盤のこれから聖地巡礼を始める2人の心からのウキウキっぷりに心を掴まれました。

    オタクって楽しい!友達とどこかへ出かけたくなる、そんな映画です。

    Runtime104分 
    Genreコメディ

    Directed by グレッグ・モットーラ

    Castサイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー 、ブライス・ダナー、ジョン・キャロル・リンチ、シガニー・ウィーバー、ミア・ストールラード、ジェフリー・タンバー

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    " ["post_title"]=> string(28) "宇宙人ポール(2010)" ["post_excerpt"]=> string(27) "オタクって楽しい!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(11) "movie-fmt-2" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-08-08 13:31:43" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-08-08 04:31:43" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(54) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=942" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } }

    Writers

    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

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    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

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    sayocom64

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    人生には、失いたくない、永遠に続いてほしいと願う瞬間があります。 けれども留めておくことができないもどかしさや、やるせない気持ちと折り合いをつけながら一つ一つが思い出になって行く、そんな経験の積み重ねです。 この映画の舞台は1983年の北イタリア。 避暑地で家族と夏を過ごす17歳の少年エリオと、教授である父を訪れた炉24歳のアメリカ人大学院生オリヴァーの許されない恋の物語。 インテリな両親から注がれる愛を受入れ、教養や芸術に囲まれた環境に育ったエリオの醸し出す、どこか繊細でミステリアスながらもティーンエイジャーらしい雰囲気と、少し歳の離れたオリヴァーのアメリカ人っぽい社交性と自信を兼ね備えたような大人の男の魅力はまるで正反対ながら、次第に2人は互いが気になる気持ちに気づき、惹かれ合っていきます。

    独特の魅力を放つエリオ
    そんな同性愛を描いた作品ですが、この作品の素晴らしいところは、その世界観の演出ではないでしょうか。 オリヴァーがやってきた初日、庭で皆で食事をとるのですが、緑に囲まれた庭のテーブルに夏のちょうど良い木漏れ日が差し込む光景はあまりに美しく「この上ない避暑地っ!!」と思いきや、その気持ちは即時にオリヴァーが代弁してくれました。
    こんな場所で食事したらさぞ気持ちいいでしょうね...!
    開けっ放しのドアからはいつも心地良さげな風が流れ、イタリアらしい太陽の下で開放的に過ごす日々。 そんな夏の描写が、2人に終わりが来ることを初めから表現しているようで、17歳のエリオの感情がなんともヒリヒリ感じられるのです。

    特別な夏の時間を演出する、クレマの街並み

    2人は自転車で街に出かけたり、プールサイドで言葉をかわしたり、秘密の湖で語り合ったりしながら少しずつ距離を縮めて行くのですが、その全てのシチュエーションごとに気持ちがどんどん抑えられなくなってきているのが、絶妙に表現されています。

    少しずつ心を通わせていくエリオとオリヴァー
    何よりもこのロケ地となったクレマの街並みと空気感が、この世界観を演出するのに完璧な場所だったのではないかと思えます。 この映画で有名になったクレマの街は、聖地巡礼ツアーが組まれ、多くの観光客が訪れるようになったそうです。 決してガイドブックに載るような有名な観光地ではなかったにも関わらず、たくさんの人が足を運ぶのは、ただただこの街の雰囲気を感じたいという理由かと思いますが、この映画を観ればきっと共感できるはずです。
    クレマの大聖堂広場で撮影されたシーン。どの景色も絵になる!
    それにしてもエリオを取り巻く環境が「こんな楽園ある?!」と言いたくなるほどにユートピアすぎて夢のようなのですが、彼に関わる人々が本当に優しい人ばかりなのです。 中でも両親は彼の最大の理解者で、いつもそっと見守り、優しい距離感を保ち続けます。映画最後のシーンで、傷心したエリオに父親がかけた言葉からは、エリオの一つ一つの経験が彼にとって美しいものとなるように、と本当にエリオの人生を大事にしていることが伝わってきます。 とにかく人生を悟った神のような父親なのです。
    エリオを包み込む言葉をかける父。
    終わりがあるから美しいとよく言いますが、終わりが訪れることがわかっているからこそ、今が貴重で、輝いた時間に思えることを痛感する作品です。 という意味では、旅に出た時の気持ちに似ているかもしれません。 イタリアに行く前にこの作品を観ると、きっと訪問地の候補になるのではと思います。 それと最後に。 エリオを演じるティモシー・シャラメ、オリヴァーを演じるアーミー・ハマー、超絶ハマり役です!

    Runtime132分 
    Genreラブストーリー

    Directed byルカ・グァダニーノ

    Castアーミー・ハマー 、 ティモシー・シャラメ 、 マイケル・スタールバーグ 、 アミラ・カサール 、 エステール・ガレル 、 ヴィクトワール・デュボワ

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    " ["post_title"]=> string(40) "君の名前で僕を呼んで(2017)" ["post_excerpt"]=> string(87) "少年と青年の許されざる恋を演出する、北イタリアの美しい街。" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(10) "movie-0047" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-09-17 09:22:38" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-09-17 00:22:38" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(55) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=1291" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [1]=> object(WP_Post)#6527 (24) { ["ID"]=> int(1283) ["post_author"]=> string(1) "2" ["post_date"]=> string(19) "2020-09-14 09:19:29" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-09-14 00:19:29" ["post_content"]=> string(7952) "

    以前、職場の先輩からサンノゼのお土産でgoogleのグッズをもらって初めて知ったのですが、アメリカgoogle本社って見学ができるんですね。 とは言っても社内には入れないようですが、敷地やショップには自由に入ることができるようです。 ご存知の方も多いと思いますが、サンフランシスコのシリコンバレーにある『Googleplex』と呼ばれる本社は、googleマップで見てもその敷地面積の広さがわかるとおり、かなり広大です。 「あのgoogleの本社ってどんなのよ?!」と興味を持たれた方は、是非この『インターンシップ』を観ることをオススメします。 この作品は、デジタル音痴のおじさん2人がgoogleのインターンシップに挑むお話で、google社が全面協力のもと作成された映画なのです。 あらすじはこの通り非常にシンプルですが、この作品の見所はあのgoogle内部を覗き見できるというところです。実際にサンノゼの本社が撮影に使われており、おしゃれで遊び心あふれるオフィスはもちろんですが、インターンシップという設定を通して、googleの社風や、マインド、物事の考え方など、世界中の人々の共通ツールを生み出してきた環境を知ることができます。 映画の中では、インターンに挑む世界中から集まった優秀な若者たちが、チームを組み、出された課題に答えを出していくのですが、最終的に得点の高いチームがインターンの座を勝ち取ることができるという、googleらしく非常にユニークな採用方法となっています。 出される課題も様々で、プログラミングに関する問題はもちろん、チーム対抗のスポーツ対決や、新しいアプリ開発、カスタマーセンターの応対など、多岐にわたり、知識や技術だけでなく、googleでは高い人間力が求められることが感じられます。 そんな中で、「オンライン」も知らないおじさん2人が物怖じせず、むしろ突拍子もないアイデアで「アナログ力」を発揮し、冷ややかな目で見ていたチームメートとも次第に深い絆ができていくストーリーは、まさに痛快コメディです。 googleの社内では、滑り台で移動できるオフィスや、バレーボールコート、社内移動用の自転車がそこらじゅうにあったり、その設備のすばらしさはもちろんのこと、どれだけ食べても無料のカフェや、社内にクリーニングサービスがあるといった夢のような福利厚生に、おじさん2人と一緒になって"Wow!!"という気持ちになるはずです。

    テクノロジーを楽しむ街、サンフランシスコ。

    googleplex位置するシリコンバレーは、AppleFacebookをはじめたくさんのIT企業が本社を構えているエリアです。南のサンノゼはサンフランシスコからは車で40分くらいの距離がありますが、サンフランシスコを訪れる際には是非、足を伸ばして見学に行ってみたいエリアです。 ちなみにサンフランシスコでは、交通手段や会計といった日常生活の中で、様々な新しいテクノロジーを身近に感じることができます。

    町中で見かけるシェアサイクル。
    現金を使うことはほとんどありません。レシートもメールで受取り。
    ハンバーガーの店内注文も無人でできる!
    サンフランシスコを訪れたら、最新テクノロジーを楽しんでみてくださいね!

    Runtime119分 
    Genreコメディ

    Directed by ショーン・レヴィ

    Castヴィンス・ヴォーン 、 オーウェン・ウィルソン 、 ローズ・バーン 、 マックス・ミンゲラ 、 ディラン・オブライエン 、 ティヤ・シルカー 、 ジョシュ・ブレナー 、 トビット・ラファエル 、 アーシフ・マンドヴィ 、 ジョシュ・ギャッド

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    " ["post_title"]=> string(34) "インターンシップ(2013)" ["post_excerpt"]=> string(48) "google社全面協力!google本社に潜入!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(10) "movie-0046" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-09-14 09:19:29" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-09-14 00:19:29" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(55) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=1283" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [2]=> object(WP_Post)#6528 (24) { ["ID"]=> int(1274) ["post_author"]=> string(1) "2" ["post_date"]=> string(19) "2020-09-11 07:16:07" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-09-10 22:16:07" ["post_content"]=> string(5848) "

    いろんな話はさておき、まず最初に。 爆笑しました。 思いがけず「ぶははっ!!!!!」と声が出るほどに爆笑しました。 といってもこの作品は決して、バリバリおバカ100%コメディ映画というわけではありません。 ジャン・レノ演じる有名シェフ・アレクサンドルが、パリの高級三つ星レストラン「カルゴ・ラガルド」の星を守るため、天才的な舌を持つ老人ホームのペンキ塗りジャッキーと究極の一皿に挑む!というお話。 人並み外れた料理の才能を持ちながら、我が強すぎるが故にいつも仕事をクビになってしまうジャッキーが、アレクサンドルとレストランを守るために試行錯誤しながら、トラブルに巻き込まれつつも、様々なドラマが繰り広げていきます。 わかりやすいくらい悪い奴や、個性豊かな仲間が登場するシンプルなストーリー展開にも関わらず、登場人物たちの掛け合いがテンポよく、気軽に楽しめる作品です。 シェフを題材にした作品にしては料理の描写はさほど多くない気がしますが、屋外マーケットや市場のシーンは、カラフルな食材が山積みされた海外独特のにぎやかなマーケット気分も味わえます。 ちなみに私が爆笑したシーンに関しては、完全に笑わせにきており、ジャッキー演じるミカエル・ユンという俳優をこの作品で初めて知りましたが、フランスのコメディアンだそうです。 納得の一言。

    フランスのコメディアン ミカエル・ユン
    侍と舞妓(?)に扮した2人の謎の日本語があまりに面白すぎて、何度も見返してしまいました。

    エッフェル塔を見るベストロケーション

    フランス映画には本当によくエッフェル塔が出てきますが、物語の最後に2人が出演する料理番組の撮影シーンでも、エッフェル塔をバックに撮影されています。 それにしてもエッフェル塔がきれいに背景になるスポットだなあと思い、調べたところ「トロカデロ庭園」がロケ地となっていました。 入場無料で自由に立ち入りできる場所だそうで、パリに行ったときには、是非ここからエッフェル塔を眺めてみたいと思います。

    Runtime85分 
    Genreコメディ

    Directed byダニエル・コーエン

    Castジャン・レノ 、 ミカエル・ユン 、 ラファエル・アゴゲ 、 ジュリアン・ボワッスリエ 、 サロメ・ステヴナン 、 セルジュ・ラヴィリエール 、 イサ・ドゥンビア

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    " ["post_title"]=> string(77) "シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012)" ["post_excerpt"]=> string(36) "軽快なフランスコメディ!" ["post_status"]=> string(7) "publish" ["comment_status"]=> string(4) "open" ["ping_status"]=> string(4) "open" ["post_password"]=> string(0) "" ["post_name"]=> string(10) "movie-0045" ["to_ping"]=> string(0) "" ["pinged"]=> string(0) "" ["post_modified"]=> string(19) "2020-09-11 07:16:07" ["post_modified_gmt"]=> string(19) "2020-09-10 22:16:07" ["post_content_filtered"]=> string(0) "" ["post_parent"]=> int(0) ["guid"]=> string(55) "https://test.triptwice.com/?post_type=works&p=1274" ["menu_order"]=> int(0) ["post_type"]=> string(5) "works" ["post_mime_type"]=> string(0) "" ["comment_count"]=> string(1) "0" ["filter"]=> string(3) "raw" } [3]=> object(WP_Post)#6529 (24) { ["ID"]=> int(1264) ["post_author"]=> string(1) "2" ["post_date"]=> string(19) "2020-09-10 08:46:20" ["post_date_gmt"]=> string(19) "2020-09-09 23:46:20" ["post_content"]=> string(9364) "

    まさにパリを満喫するための作品! いかにもパリっぽいBGMで始まったかと思うと、冒頭から約3分半の間、これでもかと言う程ひたすらにパリの街並みのスライドショーが始まります。 最初に断っておきますが、私は全くパリ狂でないし、パリを訪れたのも20年近く前のたった1日で、パリに特別な思い入れがあるわけでもありません。 にも関わらず!この冒頭3分半で、私の魂はパリを浮遊していました。 まるでYouTubeの“世界の街並み動画”を見ているような気分でパリ散策気分を楽しんでいると、主人公ギルと妻の会話がはじまり「おっと。これは映画だった。」と我に帰ったという、いきなりひきこまれるオープニングです。 先日、別のレビューで『楽園のカンヴァス(原田マハ)』という書籍を紹介しましたが、この『ミッドナイト・イン・パリ』のメインビジュアルの背景となっている絵画は、『楽園のカンヴァス』にも登場する絵画、ゴッホの『星月夜』です。(この話はまたあとで...!)

    『星月夜』が印象的なビジュアル
    『楽園のカンヴァス』では実在する著名なアーティストたちの絵画を、現代の主人公たちが様々な推測をしながら物語が展開するフィクションですが、『ミッドナイト・イン・パリ』では、完全に2010年を生きる主人公が1920年代にタイムスリップしてしまう、ファンタジーのようなお話です。

    次から次と登場する1920年代のアーティストたち。

    主人公のアメリカ人脚本家ギルは、妻と妻の両親と一緒に憧れのパリを訪れます。 ある夜、ギルがパリの街をほろ酔い気分で歩いていると、1台のクラシックカーに乗った人々に声をかけられて誘われるまま車に乗り込むと、とあるパーティ会場へと連れられます。 そこは、なんと芸術家ジャン・コクトーのパーティ会場で、ギルは憧れていた1920年代のパリにタイムスリップしていたのです。彼にとっての“黄金時代のパリ”を生きる小説家のF・スコット・フィッツジェラルドや妻のゼルダヘミングウェイと出会い、夢のような気分のギルは、自身が執筆中の小説を偉大な作家に読んでもらおうと、夜な夜なタイムスリップを繰り返すようになります。 もちろんここにラブストーリーがないはずもなく、ギルはアドリアナという女性に一目惚れしてしまうのですが、そのアドリアナはピカソの愛人であり、しかもヘミングウェイが狙っている女性という、なんともコメディ要素溢れる設定です。

    時代を超えて、次第に惹かれていくギルとアドリアナ。
    この作品にはピカソ、モディリアーニ、ダリ...と次から次へと作家や画家といった多くのアーティストが登場しますが、今では2次元でしか見られない彼らがもし動いたら、こんな喋り方で、こんな感じだったかも!?というキャラクターで描かれておりとても楽しめます。 残念ながら私は全ての名前を認識できなかったのですが、アートに詳しい方であれば、かなり楽しめるはずです!

    パリの変わらない街並み。

    ある時、ギルとアドリアナはさらに昔の1890年代のベルエポック期にタイムスリップしてしまうのですが、ギルは1920年代のパリに憧れ、1920年代を生きるアドリアナは1890年代のパリに憧れ、それぞれにとっての遥か昔を黄金時代と感じているのです。 私自身も「昭和の高度経済成長を体感したかったな〜」と昔に憧れるように、いつの時代も過去を美化して憧れを抱いてしまうものだよなあ、としみじみ感じました。 そんな夢のような体験をギルは妻に力説するのですが、もちろん信じてもらえず、しまいには妻の両親にも変人扱いされてしまいます。 この作品のメインビジュアル『星月夜』の絵が、ゴッホが精神病院にいる時に描いた作品だという背景を知れば、ギルがこの絵を背景に歩く姿の意味がなんとなく想像できるかもしれません。 この作品ではパリの街中がロケ地になっており、毎夜タイムスリップの車が迎えに来る階段をはじめ、パリの様々な街の風景だけでなく、ロダン美術館やギルと妻が宿泊している豪華なホテルなど、パリに行ったらぜひ訪れてみたくなる場所が多数登場します。 そしてタイムスリップした時代のシーンを、今のパリの街並みで撮影しているにも関わらず全く違和感を感じさせないのは、パリの街の持つ魅力かもしれませんね! 憧れの時代を生きるという、夢に溢れ、でもどこかリアルで、ギルと一緒に不思議なtripを楽しめる作品です。 場所も時代も超えて、パリを楽しむのにオススメの一作です!

    Runtime94分 
    Genreコメディ

    Directed by ウディ・アレン

    Castキャシー・ベイツ 、 エイドリアン・ブロディ 、 カーラ・ブルーニ 、 マリオン・コティヤール 、 レイチェル・マクアダムズ 、 マイケル・シーン 、 オーウェン・ウィルソン 、 ニナ・アリアンダ 、 カート・フラー 、 トム・ヒドルストン

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    旅行先で、美術館や博物館を訪れることは旅の楽しみの一つです。 特に海外の有名な美術館で、歴史や美術の教科書で見た作品を実物を目にした時は感動して、「おぉぉ〜!」という言葉しか出てきません。 ただこの感動は、有名な作品を実際に見れたという「達成感」に近いのかもしれません。 私は美術や芸術に触れることはとても好きなのですが、特別詳しいわけでなく、ひとつひとつの作品の時代背景や作者の人生を知っていればもっと深い見方ができるだろうになあ..と自分の無知さを嘆いた経験が多々あります。 そんな私のような“アート初級”の方には特にオススメしたいのが、この『楽園のカンヴァス』です。 MoMAに行く前には、ぜひ読んでほしい一冊!

    世界中の観光客でいつも賑わうMoMA
    MoMAニューヨーク近代美術館ニューヨークのミッドタウンに位置する美術館です。ゴッホ、ルソー、ピカソ、セザンヌ、ムンクなどなど、アートに詳しくない人でも一度は耳にしたこと、目にしたことがあるような作品が多数展示されています。 本作は、このMoMAに実際に展示されているアンリ・ルソーの『夢』という作品をきっかけにして、物語が展開していきます。
    MoMAに展示されているアンリ・ルソーの『夢』
    物語自体はフィクションですが、登場する絵画はルソーをはじめ、ピカソ、ゴッホ、モネ、ゴーギャン...など実在する有名な絵画が多数登場するので、実際の絵画がどんなものか知って読むとより楽しめる作品になっています。 そして、登場する多くの作品がMoMAに展示されており、物語の登場人物ティム・ブラウンはMoMAのキュレーターという設定で、フィンクションとノンフィクションが混ざりながら物語が展開するため、非常に想像力が掻き立てられます。

    絵画への妄想力が掻き立てられるストーリー。

    ある日、MoMAではたらくティム・ブラウンのもとに、スイスの伝説のコレクター・バイラーの代理人から一通の招待状が届きます。彼の所有するルソーの『夢』に酷似する、秘蔵の作品『夢を見た』の真贋を判定して欲しいという依頼で、ライバルとして日本人研究員の早川織絵が招かれます。2人は「謎の書」を読み進めながら、この絵に隠された真実を突き詰めていくというストーリーです。 7章からなるこの「謎の書」には、フィクションだかノンフィクションだかわからないルソーの物語がかかれれているのですが、そこに登場する女性"ヤドヴィガ"こそが『夢』に描かれた裸婦の名前なのです。そして「謎の書」を読み進めるごとに、この『夢』と『夢を見た』の作品には大きな秘密が隠されているかもしれない...ということに気付いてく2人。 というように、史実と虚構が入り混じる展開に、「あのMoMAで見た絵にはそんな秘密が隠されていたのか?!」と、もはや判別がつかなくなってくるのが、この作品のスゴいところです。 そして実はこの物語、ピカソが大きな鍵を握っています。 「ルソーとピカソってそういう距離感だったの?!」「ルソーの作品にピカソの作品が...?!!!」とどんどん妄想が掻き立てられていく、という意味でも『楽園のカンヴァス』は"夢"がある作品なのです!

    アートに詳しくなくても楽しめるMoMA!

    私自身、2度ほどMoMAを訪れたことがありますが、この作品に登場する絵画を目にしていました。 行ったあとに作品を読んだので、先に読んで見たかったな〜と少し悔やまれますが、それでも非常に楽しめる美術館です。 大改装の後2019年にリニューアルオープンしており、リニューアル前後で行ったのですが、かなりギャラリーが広くなっています。 1階から6階までにわたって、常設展と特別展が様々な形態で展示されていますが、特に5階の常設展は、本作に出てくる絵画が多数展示されている人気のフロアです。

    フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』
    アンリ・ルソー『眠れるジプシー女』
    パブロ・ピカソ『アヴィニョンの娘たち』
    MoMAは絵画だけでなく、建築作品やモニュメント、近代アートの特別展など、本当にもりだくさんでアート初心者でも非常に楽しめる美術館です。
    非常にPOPな近代アートの特別展が開催されていました
    中庭やレストランカフェ、ソファなども各所にあるので、ゆっくり時間をかけて、一息つきながらまわるのをオススメします。
    疲れたら中庭で休憩!
    ミュージアムショップもおしゃれなアート雑貨や書籍が多数取り揃えられていて、お土産にも喜ばれると思いますよ! 建物の向かいにはチケットがなくても入れるMoMAデザインストアもあり、そちらもわくわくするものがたくさん揃えてあります。 ちなみにもう1人の主人公・織江は岡山の大原美術館の監視員という設定なのですが、大原美術館に展示されている作品もたくさん登場するのでいつか訪れてみようと思います!

    Author原田マハ

    Publication date2012年01月

    Publisher新潮社

    ISBN-104103317515

    ISBN-139784103317517

    ※この情報は[楽園のカンヴァス]をもとに掲載しています。掲載情報は商品によって異なる場合があります。

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    Writers

    Name morip 映画鑑賞頻度 だいたい月5本 読書頻度 最低月10冊 好きなジャンル なんでも見たいです お気に入り作品 脚本がよく練られている作品 旅行頻度 月に1度は海外旅行。その間をぬって国内旅行 思い出の旅… もっと読む »

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  • Name nano
    映画鑑賞頻度 毎晩ご飯を食べながら、一作。
    好きなジャンル サスペンス、ミステリー、アクション、ミュージカル
    お気に入り作品 『雨に唄えば』『モーターサイクル・ダイアリーズ』『ターミネーター:ニュー・フェイト』
    旅行頻度 年1〜2回海外旅行
    思い出の旅先 バルセロナ、キューバ、ニューヨーク、マルタ島
    コメント これまでに訪れた国は20カ国くらい。ここ数年はニューヨークへ、全米オープンテニスを観戦したり、ミュージカルを見たり、現地のイベントをからめて旅するのにハマっています。
  • Name mulubanul
    映画鑑賞・読書頻度 映画鑑賞、読書合わせて、週3、4回
    好きなジャンル サスペンス、群像劇、ヒューマン、アジア映画
    お気に入り作品 『恋する惑星』、『今を生きる』、『It』『ロスト・チルドレン』
    旅行頻度 年に5~6回海外旅行
    思い出の旅先 チェコ、ルクセンブルク、プーケット、ソウル、ドイツ、バンコク
    コメント 現地の食を現地の人に交ざって食す旅、現地のライブに参加する旅がベースです。ここ数年は毎年、年に数回ソウルへ。旅行先でお気に入り映画の舞台を観に行くのも好きです。現地デザイナーの服屋さん、本屋さん巡りも旅の最中の日課です。
  • kanegae
    Name alpaca
    映画鑑賞・読書頻度 ほぼ毎日
    好きなジャンル コメディ
    お気に入り作品 『キャビン』『トゥルーマン・ショー』
    旅行頻度 毎週末、旦那と夜のドライブに行ってます
    思い出の旅先 ハワイ島
    コメント 旅行は計画を立てる時が一番わくわくします。体力はないけど、頭の中は全力!映画や本を見るときは、よく泣き、よく笑う。
  • Name UKararky
    映画鑑賞頻度 休日昼から、酒の肴に
    好きなジャンル アジア、ミニシアター系
    お気に入り作品 『青いパパイヤの香り』『欲望の翼』
    旅行頻度 国内外問わず、年数回
    思い出の旅先 ジャマイカ・キングストン、南アフリカ・ケープタウン、
    コメント ネットやガイド本の情報が少ない国と地域へ行きたくなっちゃう病。その土地の食べ物と酒を現地の人と楽しむのが好きな、どこでも宴会Travelerです。
  • すれ違いざまに、こちらへどうぞ
    Name すれ違い様、 こちらへどうぞ
    映画鑑賞頻度 毎時間
    読書頻度 ほぼ毎日、暇さえあれば
    好きなジャンル 「これは思いうかばねーわ!」という作品
    お気に入り作品 『アイデンティティー』
    旅行頻度 2〜3ヶ月に1度九州旅行
    思い出の旅先 大分
    コメント 映画のありがたみがなくなるほど、映画が観やすい環境が整った昨今。私は何を観ていいか?という検索に最も時間を使っています。